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ポリッシュ(磨き・下地処理)

2010年当初、年々薄くなる鉄板、塗装に対し昔ながらのシングルポリッシャー(一般的に研磨力のあるもの)での研磨に疑問を感じ、当時ポリマーなどの塗り込み専用に使われていたダブルアクションポリッシャー(一般的に研磨力のないとされている機械)で研磨してみたところ、これが今の塗装に1番マッチしていると確信しました。
そこでネットで自分の考えに共感してくれる人はいないか、すでにダブルアクションポリッシャーを採用している業者がないかをさんざん探し、当時からダブルアクションポリッシャーを採用していた福島の業者に講習に行き、また当時独立一年目だったプロヴァイドの社長との出会いがあり社長の考えに共感し、2011年より正式に極力塗装を削らず傷を消すダブルアクションポリッシャーでの研磨工法を採用しました。

当時9割の専門店、業者からそんなポリッシャーでは塗装は磨けないと5年以上馬鹿にされ続けましたが、ルペスというメーカーから磨けるダブルアクションポリッシャーが
販売されたことにより2016年くらいから少しずつ浸透しはじめ2018年くらいには専門店でも7割くらいが採用するようになりました。

輝きのほとんどはコーティングではなく磨きの技術で決まります。経年車の場合(新車も同じ)塗装状態はそれぞれ異なります。その場の美観だけを考えたシングルやギアでの研磨処理を行う店舗が数多く存在しますが、1度削った塗装は2度と元には戻りません。削れば削るほど密度は薄くなり汚れをつきやすくさせます。

新車の塗装に関しても強度があるにもかかわらず肌調整として強い研磨をすれば強度は下がりそこにどんな高級コーティングをしても補いきれません。本末転倒です。

そのため当店では、最も研磨力の少ない特殊研磨システムを導入しています。シングルポリッシャーやギアポリッシャーと違い、バフ目、オ―ロラマークが極端に出にくく消しやすいというの特徴です。またオリジナルの塗装肌を残ししつつ傷を消せるというのも最大の利点といえます。

熱も塗装に伝わりにくい低温度でのポリッシュで、塗装への負担を極力なくし最終的に2工程でフィニッシュします。(通常濃色車なら4工程くらい) トヨタブラック202や日産ブラック、スクラッチシールドにも最適な磨き工法といえます。

他店で施工したがオ―ロラマーク(バフ目)、太陽の下でのギラツキ等が気になり納得いかなかったというお客様はぜひご相談ください。ただし、次は失敗したくないというのが本音かと思います。

弊社では部分的にお客様の前でポリッシングし、特殊照明で確認して頂きます。
その後いったんお引き取り頂き、太陽の下などで十分お客様の目で確認して頂いて納得して頂いたうえでご予約いただければと思います。